【bitFlyer】SegWit2x 延期声明に対する見解と対応方針

SegWit2x 延期声明に対する見解と対応方針を発表されました。下記に一部掲載しておりますが、全文BitFlyerのプレスリリースをご覧ください。

bitFlyerの見解は?

SegWit2x によるビットコインのブロック高 494,784 に予定されていたハードフォークについて、SegWit2x プロジェクトの開発者を含む 6 人により延期声明*が発表されました。当社(bitFlyer)は当該声明に賛同いたします。
ビットコイン・エコシステムにおいて、コンセンサスを得る方法を変更するには、マイナー、ユーザー、開発者、ウォレット提供企業、取引所といったステークホルダーの合意が必要になります。この合意が無い状態でのブロックチェーンの分岐は、ビットコイン・エコシステムを不安定にし、混乱をもたらします。分岐により発生するチェーンに Reorg*やリプレイアタックに向けた対策*がなされない場合、どちらかのチェーンもしくは両方のチェーンの資産の価値が失われる、すなわちお客様の資産が突然失われる可能性があります。当社(bitFlyer)は、ハードフォークの内容がいかなるものであったとしても、上記のような合意が無い、あるいはお客様資産の保護に向けて十分に対策がなされていない分岐は、ビットコイン・エコシステムのために絶対に避けるべきであると考えています。
NYA*は、まず SegWit そして続く「2x」と合意がとれたハードフォークを促すために締結されたものでした。SegWit については混乱なくハードフォークができたものの、続く「2x」については現時点でステークホルダーの合意がとれておらず、ビットコイン・エコシステムを不安定にする可能性が高いと思われます。当社は、今回の延期声明に賛同することにより合意のとれていないハードフォークを避け、ビットコイン・エコシステムの安定に寄与することができると考えています。

bitFlyerの提供サービスにおける対応方針*5 

今回の延期声明を受け、bitFlyerはビットコインのブロック高 494,784 前後においてもビットコインのお預入・ご送付サービス等を一時停止する予定はございません。ビットコイン決済等を含むbitFlyerの全サービスが通常通りご利用いただけます。引き続き SegWit2x の開発の進捗やハッシュパワーの状況等、取り巻く環境変化を分析し、対応方針の検討をしていきます。

【bitFlyerの取組について】

bitFlyerは 2017 年5月時点において、ビットコインのブロックチェーンにおける送金手数料高騰問題を解決するため、かつビットコイン・エコシステムの安定化のために、SegWit をアクティベートすることが重要であると考えました。混乱無く 8 月に SegWit がアクティベートされトランザクション処理能力を向上させることが可能になりました。bitFlyerは仮想通貨交換事業者で唯一 P2WSH を実装するなど、SegWit の利用推進およびビットコイン送付手数料を減額しユーザー利便性の向上に寄与しています。
2009年以降多くのユーザーに支えられてきたビットコイン・エコシステムが、今後も安定的に存続し発展することを強く望みます。bitFlyerもコミュニティの一参加者として、継続的にできる限りの貢献を行っていきます。
【補足】
SegWit2x のハードフォーク延期声明について、詳細は下記リンク先をご参照ください。
Reorg とは、短いチェーンが長いチェーンに再編成され、短いチェーンに含まれた承認済みトランザクションが無効になることを指します。
リプレイアタックに向けた対策が実装されない場合は、分岐後に片方のチェーンでのコインの送付において意図せずもう片方のチェーンでもコインが送付されてしまう可能性があります。
New York Agreement の略称。2017 年 5 月 23 日にマイナー・取引所等が SegWit2x 推進について合意しました。詳細は下記リンク先をご参照ください。
本対応方針は 2017 年 11 月 9 日現在の状況に基づくものであり今後のビットコイン・エコシステムの状況変化によってはbitFlyerの対応も変わりうるものであることをご了承ください。対応に変更があった場合は改めてご連絡させていただきます。