要チェック!ネット証券各社の仮想通貨参入動向【2017/11/08】

Bitcoin(ビットコイン)の800,000円突破など、激動が続く仮想通貨市場。市場を先行しているCoincheck、BitFlyer、Zaifに続けと、各ネット証券が続々と仮想通貨への参入の動きを見せています。

今回は各社の取扱通貨やスプレッド、参入時期、特徴について案内します。

▽仮想通貨の認可が気になる方はこちらをチェック!
仮想通貨交換事業者の認可に関して【2017/11/6】

 

現時点で参加が確定しているネット証券

ネット証券で仮想通貨事業に現在参加(マイニング含め)確定している事業会社は以下4社になります。

・マネーパートナーズ

・DMM.com(DMM証券)

・GMOコイン

・SBIクリプトカレンシーホールディングス

ここに元ネット証 券をやっていたサイバーエージェントが参画表明しています。更にマネックス証券カブドットコム証券なども参入しそうな動きが見え隠れしてます。

付け加えると、仮想通貨が金商法の枠に入ってきたタイミングにおいて、残りの全ての証券会社が参画してくることがかなり高い確率で考えられます。

 


 

各社の動きは?

マネーパートナー ズ

金融庁発表の仮想通貨交換事業者の認可を「マネーパートナーズ」の名前として受けている以上、レバレッジをかけた取引は現段階ではできません

現時点でレバレッジをかけた取引を実現するには、別に子会社を準備して参入する必要があります。子会社の設立等の動きが無いうちは、マネーパートナーズは現物のみの取引所を開設することになります。

取引所の開設予定は、来年の春頃を予定していると思われます。

 


DMM.com(DMM証券)

現在DMM.com社に仮想通貨事業部が設立され、「2017年9月よりマイニング ファームを展開していく」とプレスリリースがありました。

これはGMOがマイニング事業を展開していくと発表した翌日の出来事ですやはりFX事業で世界第一位を競い合っているだけあってガチンコです

DMMは明確に世界で3本の指に入る。マイニングファームをつくると名言したので楽しみですね。

ちなみに現在のマイニングファームの勢力は以下のようになっています。(規模の大きい順です)

  1. AntiPool
  2. ViaBTC
  3. BTC.com
  4. BTC.TOP
  5. F2Pool
  6. SlushPool
  7. BTCC
  8. Bixin
  9. BitClub
  10. BitFury

以上が、今現在の世界のトップ10になります。

中国勢の勢いは強く、現在マイニング事業においては中国がシェアをかなり占めています。他国に比べて、電気代が高い日本が勝つためには、寒冷な地域&電気代が安いところを拠点として選択する必要があります。

 

少し脱線しすぎたので、取引所の話に 戻します。

DMMの子会社ネクストカレンシー

つい先日、DMM.comの100%子会社であるネクストカレンシーが仮想通貨取引所を2018年春に開設すると発表しました。これは完全内製化でスマホのアプリも準備するということで発表されており、DMMグループの亀山会長も強く支援しているようです。

ただ非常に若く今はやりのFinTechの流れでできた会社ですので、今後強く当局規制が入ってくる、この仮想通貨事業に関して管理監督ができるのか?この点が大きな不安材料です

ではなぜDMM証券がこの事業に参入しないのか?もちろん参入しています。ここでオフィスの場所を明記しますが、DMM.com(ネクストカレン シー)は六本木の本社にありますが、DMM証券は日本橋にオ フィスを構えています。そのDMM証券に住所に東京ビットコイン取引所という仮想通貨事業者が存在していることから、何らかの準備をしていることは間違いありません

このように同様の取引所をなぜグループ内で展開しようとしているのかは不明ですが、どちらかにいずれは集約されるのではないかなと思っています。

いずれにせよDMMが参入することによって、GMOが圧倒的なパフォーマンスを発揮しているスプレッド競争がさらに激化していくことになるでしょう

補足:スプレッド

ざっくり言うとGMOコインとBitFlyer(ビットフライヤー)では、スプレッドの差はおよそ6倍です。BitFlyer(ビットフライヤー)はGMOコインの6倍高いです。

これありえない数字です。BitFlyer(ビットフライヤー)は大丈夫なんだろうかと心配になります。

※6倍はBitcoinに限ります(2017/11/08時点)

もうそろそろ仮想通貨事業者の先行者利益も終了ということですね。

 

GMOコイン

GMOコインはGMOクリック証券から独立しているのでレバレッジ取引は可能です。現在において25倍まで可能になっ ています。

ビットレ君というアプリも存在しており、取扱はビットコインのみでFX取引を主とした内容になっています。正直、使いやすさ、見易さは非常に高い思います。

他の通貨はビットコインキャッシュやイーサリアム、ライトコイン、今月中(2017年11月中)にリップル (XRP)を並べてくることから、既存の取引所がスプレッド等の条件を変えてこない限り顧客の流出が始まることでしょう

やはり取引手数料が安いのは魅力的です。差別化出来る内容として、取扱通貨のラインナップもありますが、この点も確実に埋めてきているので、さすがFX第一位のGMOです。

▽GMOコインが気になったらコチラの記事を
GMOコインの口座の作り方

 

SBIクリプトカレンシーホールディングス

SBIはSBIヴァーチャルカレンシーが目立ちますが、現在既に仮想通貨がらみの事業会社は6社存在しています。その親会社がSBIクリプトカレンシーホールディングスになっています。

SBIヴァーチャルカレンシーは国内における仮想通貨取引所になりますが、他に下記のような事業会社が存在します。

 

・SBIクリプト

DMM、GMO同様の仮想通貨のマイニング事業です。SBIはビットコイン(Bitcoin)のマイニングではなく、ビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングを中心に行っていくことは、他社との大きな違いになります。

・SBIキャピタルベース

ICOを含む資金調達、 経営管理プラットフォームの事業会社になります。

・SBI Wirex アジア

個人向け仮想通貨による決済、送金プラットフォームの事業会社になります。これはSBIのトップである北尾さんがリップル(XRP)の銀行間の国際送金(BtoB)の対象から漏れている、個人間送金をSBI Wirex アジアで補うという点が見て取れますもちろんこの点も、もしかしたらリップルネットワークを活用するのかも しれませんが・・・。

・BCause(USA)

個人、法人向け仮想通貨関連デリバディブの事業会社になります。

・Digital Asset Exchange

香港で展開する仮 想通貨取引所のグローバル向けになります。SBIヴァーチャルカレンシーとはこの点で少し色を変えているようです。必要かな?とも思いますが何かしらの考えがあるのでしょう。

 

2018年に向けた動きは?

上記が今現在において、仮想通貨業界への参入が確定しているネット証券の動きになりますマネーパートナーズ以外はレバレッジ取引はできるところばかりですので、FXユーザーをこちら に引っ張ってくることは間違いないでしょう。

仮想通貨市場の更なる発展に期待したいですね!

その他、参画 してくるであろう事業会社、ネット証券に関する考察は改めてまとめます。