リップル(ripple)社のリップルネットワークXRPについて【2017/10/19】

Bitcoin/仮想通貨研究所 アナリスト5

SWELLが終わって・・・

リップル社がカウントダウンマーケティングをかけてまで行った今回のSWELLは長期にとっては成功短期にとっては失敗といえるであろうが今回のカンファレンスとここ最近の各国の動きでリップルの未来予想図が見えてきました。

 

まず整理をすると・・・

 

現在の銀行間の国際送金に関して「早く」「安く」「安全に」を提供するために現在の国際送金をXRPという仮想通貨を利用して解決していくというのがリップル社のコンセプトです。

現在銀行の国際送金は送金手数料はかなりの金額をとられ、かつかなりの中間業者が存在します。

たとえば送金銀行が三菱東京UFJ銀行で、受け取り銀行がバンクオブアメリカ銀行だった場合ですが、以下のようなスキームになります。

 

三菱東京UFJ銀行→日本銀行→送金コルレス銀行→受取コルレス銀行→アメリカ中央銀行→バンクオブアメリカ銀行

 

と、このように受け取り間に4つもの銀行が介在します。その為、送金手数料は多分にかかり、かつ送金時間もかかってしまうというのが現状の銀行間における国際送金です(詳細は省きます)。

これらをリップル社がXRPを使うことで(大雑把に言いますと)・・・

 

三菱東京UFJ銀行→XRP→バンクオブアメリカ銀行

 

と、介在銀行を減らし直接つなぐことで送金時間と送金手数料を大幅に減らすことを実現しようとしています。

このXRPを使う際にはリップルのネットワークを活用しXRPを利用する必要があります。その為XRPが仮想通貨としての価値を持っているのが今の状態です。


またこのXRPは発行枚数は限られており国際送金に使われるたびにXRPは市場からなくなっていくので相対的に見るとXRPはどんどん減っていきます。

※じゃあ市場からXRPが消えてなくなるではないか?と思われるかもしれませんがそれは「ないようです。もしなくなる事が起きるとしたらそれは天文学的な数字なようなので・・・。

具体的に送金するたびにどの程度のXRPが必要になってくるのか分かりませんのでこの天文学的な数字なので大丈夫というのもはっきりと理解はできませんが。


よってXRPが減少していき国際送金に使われる需要がどんどん高まってくれば必然的にXRPの価値は上がってくることになります。短期的にはまだまだですが長期的に見れば必ずXRPはあがってきます。

この際によくリップルネットワークが使われるのであってXRPは関係ないという方多分に見受けられますがそれは違います。

ここでは割愛しますので気になる方は質問をしてください。

以上がリップル社の銀行間の国際送金に関する大前提です。


次にここ最近の各国の動きを見てみましょう。

ロシア・中国が国家を上げて仮想通貨を手掛けるという報道がでました。これは日本で出たJコインやSコインとは違い国の法定通貨です(日本もZENという概念の通貨は発表されましたがこれは国家がどこまで関わっているのまだ調査しきれていないので言及いたしません)。

各国がこのような独自の仮想通貨を発行することで流動性を高めることができXRPを利用したリップルネットワークを活用した国際送金が始まる礎ができることになります。

既にいくつかの銀行はこのコンセプトにライドしている状態ですが本格的な国際送金が始まったかというとまだ試験段階に過ぎません。2018年からは順次本格的な国際送金が行われてくると思いますので期待して待っている状態です。


そして最後にSWELL初日で発表のあったビルゲイツ財団との提携がこのリップル社の届かなかった最後のピースを埋めてくれました。

これは先日の記事に記載していますのでそちらを参照頂ければと思います。

https://virtualmoneylabo.com/archives/1629

今年一年間をかけてリップル社はかなりのマーケティングを実施してきたなと感じます。非常に営業力のある会社です。物足りなく感じるのはこの手の話は花咲くのはまだ少し先ということです。


2017年で種まきはほぼ終わるので2018年は芽を出す時期です。

そして2019年には花を咲かせてくれれば私は1$ではなく2$~3$は行くのではないかと思っています。

当ラボは花咲く時期を見据えて今は楽しくリップル社を応援したいと思います。

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